水晶の仲間
水晶には、さまざまな色のものがあります。それでは、美しい水晶の仲間を紹介します。
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「ミルキークオーツ(乳石英)」は、水晶の内部にある細かなインクルージョンによって、薄い乳白色に見えることから、ミルキークオーツと呼ばれています。カットすると、インクルージョンによって、美しく輝くスター効果の見られるものもあります。
「ローズクォーツ(紅水晶)」は、そのバラ色から、薔薇石英と呼ばれることもあります。他の水晶と違って、結晶形となることは少ないです。太陽光線や強い光を受けると、ローズクォーツのビーズや丸玉の中に、スター効果が浮き出ることもあります。
「シトリン(黄水晶)」は、シトロンの果実に色合いが似ていることから、「シトリン」と名付けられたと言われています。水晶の中に、鉄分を微量に含んでいるため、黄色がかった透明です。産出量は少ないです。レモン水晶と混同されることがありますが、全く成分が異なり、色合いも違います。色が金色に見えることから、"財産"の象徴とされ、商売繁栄を願うお守りとされています。
「アメシスト(紫水晶)」は、藤色から紫色の水晶のことを言います。結晶内に、鉄分がわずかに入っています。この紫色は、自然界に存在する放射線によるものだと考えられています。2月の誕生石とされており、ギリシャ神話の「アメシスト」から名付けられたそうです。染色技術が乏しい時代は、紫色を染め出すのが大変困難しかったので、特にアメシストの紫色は珍重されていました。
「アメトリン」は、アメシストとシトリンが混じり合ったものです。太陽の光に照らすと、同じ結晶内に、紫色と黄色の部分が一緒に入っていることがわかります。透明度が高く、2色がはっきりと分かれているものは大変貴重です。
「スモーキークォーツ(煙水晶)」は、淡い褐色や暗い褐色の色合いをした水晶のことです。「茶水晶」とも呼ばれています。水晶中に微量のアルミニウムが含まれており、自然界に存在する放射能を受けたことによって、変色した水晶です。さらに黒くなって、透明度がなくなったものは「モリオン(黒水晶)」と呼ばれています。
「タンジェリンクオーツ」は、オレンジの独特の色が、肉体に潜むパワーを呼び起こして、勇気がどんどん沸いてくる水晶です。表面に鉄分が付着して、それが酸化することによって、この美しいオレンジ色になるようです。クラスター(群晶)の底の部分や、結晶の屈折した部分を見てみると、一般的な「白水晶」なので、酸化鉄は内部まで覆っているわけではないことがわかります。そのため、個性的なオレンジ色をしており、レインボーが内部に現れる場合もあり、その味わい深いグラデーションには魅了されます。
「レモンクオーツ」は、 水晶内にサルファー(硫黄)が混入したことによって、この明るいレモン色を作り出しています。硬いもので原石を削ると、硫黄のにおいがわずかにします。「シトリン」の色合いとは異なり、爽やかなレモン色が、清々しい印象を与えます。
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